
憧れのピアノ。せっかく始めたけど、なんか思うように上達しないな…とか、うちの子全然練習しないからもうやめさせようかな…などお悩みをお持ちの方も多いと思います。
結論、練習なんて楽しいものじゃない。はいこれにつきます。
練習は嫌いが普通! 練習が好きな人は天然記念物!
この記事では、ピアノ講師歴25年の私リいがピアノの練習の実態について書こうと思います。
練習が嫌な理由3選
1.弾きたい曲を弾けない
ピアノを習うということは、テキストに沿って進めていくことがほとんどでしょう。中には嫌いな曲もあると思います。ある程度弾けるようになるまでには、テキストをどんどん進めていく必要があるので、弾きたい曲が弾けるのはたまに、ぐらいです。
2.練習が単調で飽きてしまう
練習というものは、同じ箇所を何回も繰り返し弾く作業です。同じフレーズの繰り返しや基礎練習ばかりだと、楽しさを感じにくいです。
3.目標や達成感が感じられない
具体的な目標がなければただ弾くだけになってしまい、成長を実感しにくく練習がただただ苦になりやすいです。
練習が好きになるには…
練習が好き♡なんて人いるでしょうか。少なくとも私はいまだかつて会ったことがありません。
どんなピアニストだって先生だって、子供の頃の練習が大嫌いだったはず。(もちろん私も!)
「楽しくない」と感じる理由は人それぞれですが、これらの問題を解消すると練習が少しマシになるかと思いますが、何度も言います、練習が好きなんて人はいません。
練習を頑張れるようになるには、特別な栄養がいるんです。
嫌な練習を頑張れる栄養
子どもが嫌な練習を頑張れる栄養とは、何と言ってもこれ。
- 親が寄り添ってくれる
- 親が子どものピアノに関心をもつ
- 親が褒めてくれる
これに尽きます。親の存在がとても大きいです。ですが音楽に詳しい必要はありません。
普段から「この曲素敵だね」「上手になってきたね」「練習頑張ってえらいね」「〇〇ちゃんのピアノ好きだなぁ」など、何気ない言葉をかけてあげる。できなくてイライラしたり落ち込んだりした時には、励ましの言葉や気持ちに寄り添った言葉をかけてあげる。
これが、よし明日もがんばるぞ!という栄養となるのです。
まとめ
いかがでしたか?今回は
- ピアノの練習が好きな人はいない
- 練習を頑張れるには、親の関わりが必要
ということをお伝えしました。
嫌な練習を乗り越えた先の景色は、それはそれは素晴らしいものです。
ぜひ親子で一緒にピアノが弾けるスキルを習得してくださいね!