手が小さいからオクターブがある曲は弾けない!と諦めている方はいませんか?
諦めるのはまだ早いです!!オクターブが届かないのは、手が小さいからではないかもしれません。
今からご紹介する方法を実践すれば、オクターブがあるからと諦めていた曲も弾けるかもしれません!
びっくりするくらい簡単ですので、ぜひお試しくださいね。
オクターブが届かない理由
小学校高学年にもなるとほとんどの子がオクターブが届く手に成長します。
下の写真↓は小学校4年生の二人の手。左が女の子、右が男の子です。

大人の方で届かない方は、手が小さいからではなく、手が広がらないからかもしれません。
ここで大事になってくるのは、親指と人差指の間の皮膚です。

ココの皮膚が伸びるか伸びないか がオクターブが届くか届かないかの鍵になってきます。
同じ手の大きさでも届く子と届かない子がいるということ。
つまり、オクターブが届くか届かないかは手の大きさや指の長さではなく、1と2の指の間の水かきの皮膚が伸びるか伸びないかがかなり大事になってきます。
指が開くようにしよう!
お風呂でのストレッチ
お湯につかることで筋肉がリラックスし、指や手のストレッチがしやすくなります。
指と指の間を広げるストレッチ
- 片方の手をグーにします。
- もう一方の手の指をグーの指の間に入れて、ゆっくりと広げます。
- 各指の間を10秒ずつストレッチしましょう。
オクターブを届きやすくするストレッチ
- 大きなボールを持つイメージで、手をゆっくりと広げたり縮めたりします。
- これを繰り返すことで、手の開きやすさが向上します。
指の柔軟性を高めるストレッチ
日常的に行うことで、指の可動域が広がり、より楽にオクターブを弾けるようになります。
乾燥気味の方はここでハンドクリームを使用するとスムーズです。
ピアノを弾く前にも使えるハンドクリームを紹介している記事があります。
指の関節や手のひらをマッサージ
- 指の第3関節や水かき部分、手のひらを優しくマッサージします。
- 指がリラックスすることで、スムーズに動かせるようになります。
指を大きく開いてから握るストレッチ
- 指を可能な限り大きく開きます。
- その後、軽く握る動作を繰り返します。
- 指の筋肉が鍛えられ、動かしやすくなります。
鍵盤上での「指のばしストレッチ」
ピアノを弾く前に行うことで、演奏中の負担を軽減できます。
手首と指をほぐすストレッチ
- 手首を軽く回してほぐします。
- 指も1本ずつ伸ばすようにマッサージします。
鍵盤を使ったストレッチ
- 鍵盤に手を置き、親指と小指をできるだけ広げます。
- その状態を5秒間キープ。
- 同様に、親指と他の指(薬指、中指、人差し指)も広げてキープします。
ストレッチを行う際の注意点
- 無理をしないこと:痛みを感じたらすぐに中止してください。
- 継続が大切:毎日少しずつ続けることで、効果が期待できます。
- リラックスして行う:手首を低く保ち、力を抜いてリラックスしながらストレッチしましょう。
まとめ
手が小さいからオクターブが届かないと思っている方はたくさんいます。
手のストレッチを習慣にすることで、オクターブを届きやすくすることができます。特に、
- お風呂でのリラックスストレッチ
- 指の柔軟性を高めるストレッチ
- 鍵盤を使ったストレッチ
をバランスよく取り入れることで、無理なく手の可動域を広げていきましょう。
憧れの一曲を演奏できるよう、ぜひ今日からストレッチを始めてみてください!
